ホテル予約サイトの不正利用問題を解決する画像認識技術

image processing

2019年4月23日

「同じホテルなのに、値段が違う」というフレーズを一度は聞いたことがあると思います。

これは予約サイトによって、手数料が異なるために発生する事例なのですが、実は一つのサイトの中でも、同じホテルが別名で登録されていたり、異なる価格で複数提示していることもあります。

それを解決するのが今回紹介します“画像認識技術”になります。まずはどのような問題があるのか、詳しくみていきましょう。

海外ホテル予約サイトの不正利用問題

悪い評価を受けたとしても、別名で登録することでリスクヘッジとなる

海外旅行の予定を立てる際、ホテルの“評価”を気にしますよね。特に日本は世界からみても安全な国なので、異国の地におもむくとなると、より一層宿泊地の安全性や快適さを気にすると思います。

となると、低評価のホテルは選ばれることはほとんどないでしょう。これはホテル側からすると、大きな損となります。

ですから、多くの海外のホテルは、悪い評価を受けて平均の評価が下がると別名で新たに登録をしてリセットをしたり、あらかじめ複数登録しておくことでリスクを分散させたりしているのです。

プラットフォーム上でのマッチ率が上がる

海外ホテル予約サイト上に別名で複数掲載することで、予約される可能性は上がります。

もちろん、複数掲載をしたとしてもホテルの内装、外装は同じなので、検索のされやすさ・マッチのしやすさが変わってくるだけです。

プラットフォーマーからすれば、ユーザーの選択肢を狭めていることになるのでこの不正利用は避けたい問題の一つであるはずです。

様々な価格帯で登録されている

プラットフォーム上で様々な価格帯で登録することで、海外のホテルはより多くの利益を出すことが可能になります。

実際、ホテルの価格というのはピンキリで、設定するのが難しいところであります。ですから、利益率を変えて複数掲載しても損することはありません。

これもユーザーからのプラットフォームの評価を大きく下げる原因になりうるので解決すべき課題でしょう。

画像認識技術を利用することで不正利用を発見できる

それでは実際これらの問題をどのように“画像認識”で解決するのか紹介いたします。

基本的にホテル予約サイトは画像を掲載する必要がありますのでそれらの画像を比較することで、不正利用なのかを判断しています。

画像の範囲が異なっていても検知可能

左の画像は右の画像の一部分を切り取ってあるものでありますが、しっかりと検知することが可能です。

これは当社の画像マッチングエンジンが形と色の特性をうまく利用した「特徴点」という概念を使い判断しています。ですから例え、大きさや角度が多少違っていたとしても検知することができるのです。

明るさの違いにも対応可能

画像認識認識エンジン“PicMatch”は明るさの違いにも対応しているので、海外のホテルが昼と夜の画像を使い分けていたとしても検知することが可能です。

また、布団の上を見ていただければわかる通り、タオルのようなものが置いてあプリペイド たり枕が赤だったりと異なる部分がありますが、その他の部分でしっかりと検知しているので心配ありません。

人間の目と同じように判断をしているので少しの障害物では“PicMatch”を逃れることはできないのです。

角度の違いにも対応

一見、右と左の画像を比べると、違う部屋のように見えますが、これは同じ部屋を角度を変えて取られた写真になります。

人間の目でも騙されるような写真でも、動かない植物や天井から検知するので、難なく見抜いてしまうのです。

画像認識はPicMatchにお任せ!

今回は海外ホテル予約サイトの不正利用問題を解決する手段として“PicMatch”を紹介しましたが、他にも様々な用途があります。

PicMachが他にできること

①自動棚卸し

商品の写真を撮影し、事前に撮影された商品の写真と比較することで、現在どの商品が残っているのかを一瞬にして判別できます。棚卸し作業は人間が行うととても時間がかかる作業になるので一気に効率化を測ることができます。
参照記事はこちら

②カードの認識

トレーディングカードの画像認識は非常に高い精度で行うことができます。商品の査定をする際などにも応用が可能です。


弊社では、画像技術を用いてPicMatchという独自の画像検索・AIソリューションを開発し、サービスを展開しております。より詳しい情報については、こちらをご覧ください。