個人向け3Dプリンターを使うのに当たって

2014年2月4日

最近、3Dプリンターに関わるソフトウェア開発の仕事はいくつかありました。

それで、自分でも3Dプリンターを使ってみようと思い、色々調べてきました。


3Dプリンターを何に使うの?

1. 年賀状等の代わり物に

毎年、会社のカレンダーを印刷して、関係者に配っています。
営業活動としてやっていますが、正直、紙の無駄だと感じています。

そんな荷物になるような紙カレンダーより、3Dプリンターで作られた会社オリジナルiPhoneケースや名刺入れの方が、皆さんに使ってくれる確率が高いと思います。

年賀状代わりのギフト制作には、3Dプリンターを使えるかと思います。

2. 子供の教育道具として

うちの子供はレゴブロックが大好きで、ロボットなどの組み立てに夢中です。
夏休みの自由作品課題で、紙舟に載せられるような大砲パーツが見つからなくて、悩んでいたようです。

3Dプリンターで好きなパーツを自分で作れたら、想像力を育てられるかな、とついに期待しちゃいます。

早速一台を買おうとしたが、値段は10万円を超えてしまいます。
買ってからちゃんと使えないと怖いので、色々調べてきました。


3Dプリンターを買ってからの問題

先ず、3Dモデルのデータを作る必要があります。
仕事では3Dモデルデータを扱っていることが多かったが、僕自身はCAD操作が苦手です。

PCで、無料のモデリングソフトは結構あるようです。

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1. Shape Shifter (Autodesk)

http://shapeshifter.io/

簡単に3Dデータを作るサイトです。形をテンプレートから選び、詳細の模様などはパラメータ調整するやり方です。

ブラウザで簡潔し、完全無料ですが、モデルの形に限りがあり、子供が好きな恐竜モデルや名刺入れのテンプレートが無いので、やめました。

また、自らモデルをアップロードし、そのモデルを加工・カスタマイズすることできないようです。

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2. Thingiverse

http://www.thingiverse.com/

色々な人が、3Dデータを共有しているサイトです。無料です。

名刺入れと子供が好きなフィギュアのデータは見つかりましたが、そのままは使い難い。
見つかったモデルの形、色、その上の模様は少しを変更したいが、
このサイトでは修正機能(修飾)が無く、PCへダウンロードで、自分でCAD操作で修正しないといけません。

CAD操作は苦手なので、一旦諦めました。

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3. Sculpteo

http://www.sculpteo.com

Workshopsの機能あり
3Dモデルをテンプレートから作成することが可能。

数字入れ専用のツールや、iPhoneケース制作専用ツール、コップ制作専用ツールなど、
目的に専念したツールが数あります。自分の目的にあったツールがあれば、かなり使いやすく、すぐ制作できます。

かなり自分が求めていることに近いサービスだと思います。

但し、自分が探していた名刺入れや、子供が探していたフィギュアが見つからないままです。

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4. TinkerCAD

https://tinkercad.com/

基本的には、データをゼロから制作するCADツールです。

チュトリアルも付いているし、インタフェースもかなり親切ですが、
チュトリアルに沿って操作しても、穴一つ掘るだけでも一苦労でした。

やはり、3D CADを操作するには、それなりの設計リテラシーが必要ですかね。

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5. Cubify

3D プリンターの大手メーカー3DSystemsが運営するサービスで、
サイト上で物を選び、注文すれば、造形して、送ってくれるサービスです。
(簡単なカスタマイズができます)。

簡単に3Dモデルを制作できるPCソフトが多数あります。
(Cubify Sculptなど)
でもなぜかWindows版しかなく、Macユーザの僕には試しのハードルが高いです。

操作しやいスマートフォンアプリ (Cubify Draw) があるようです。
でも、やはり素人の僕の手書きで作られたモデルは綺麗になるはずがありません。


まとめ

なかなか自分がやろうとしていることを簡単できるツールやサービスが見つからないままです。

引き続き調べていきます。またこのブログで報告します。

場合によって、自分で自分のためのサービス・アプリを作っちゃうかもしれません。

困り事を共感して頂いている方、ついでに僕に調べて欲しいことがあれば、ぜひ下記のコメント欄でお願いします。できる限り情報共有します。

また、3Dプリンター関連サービスは、まだまだ不便のところや未解決の問題がいっぱいあるようで、可能性が多くあると思います。一緒に何かチャレンジする方々がいれば、声をかけて頂ければと思います。