AR技術応用の事例(メガネ着用)の紹介

2013年11月22日

ECサイトなどでメガネを購入する際、ユーザがオンラインで試着したいという要望があるようです。

弊社があるメガネ販売会社と進めている企画を紹介致します。

ECサイトで、購入する前に、ユーザが自分のPCで、ウェブカメラで自分を映しながら、バーチャルのメガネを試着できる機能を想定します。そして、バーチャルのメガネをかけた状態で、自分の頭を少し回しながら、色々な角度からの見え方を確認したいとします。
メガネの3Dのモデルデータが既にあります。

その際、艱難の技術課題があります。ユーザがウェブカメラは二次元(2D)の映像しか取れないのに、どうやって、3Dの情報(角度、位置)に変換し、3Dモデルのバーチャルメガネをかけるのか、という課題です。

下記の動画は、2Dの映像から、3Dの情報(頭の角度)を検出する技術のデモビデオです。
目と鼻などの相対的な動きから、頭の角度を計算しています。

この要素技術が、メガネ着用のARを可能にしているのです。
この要素技術のエンジンは、弊社のベトナム開発センターが開発しました。

パートナー様の都合の関係で、実際にメガネをかけた状態のAR動画はお見せできませんが、
同様な応用を考えている方は、どうぞ気楽に問い合わせしてください。

info@anlab.jp
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